茨城・古河老健殺人 容体急変、同僚に告げる 容疑の女、1人目被害者

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茨城県古河市仁連の介護老人保健施設「けやきの舎(いえ)」で、いずれも入所中の吉田節次さん=当時(76)=が昨年7月に、鈴木喜作さん=当時(84)=が昨年5月に殺害された事件で、殺人容疑で再逮捕された同施設の元職員で同市大和田、赤間恵美容疑者(36)が当時、鈴木さんの容体急変を最初に周囲へ知らせていたことが3日、県警への取材で分かった。吉田さんの容体急変は、別の職員が最初に見つけており、鈴木さんの事件とは状況が異なる。県警は動機につながる可能性もあるとみて、当時の状況を調べている。

県警によると、赤間容疑者は昨年5月30日午後3時半ごろ、同施設で鈴木さんの体内に、注射筒(シリンジ)を使って空気を注入して殺害した疑いが持たれている。

当時、赤間容疑者は1人で、鈴木さんがいた1階4人部屋に入るのを別の職員が目撃している。鈴木さんはベッドで点滴を受けて横になっていた。その後、鈴木さんは容体が急変、それを別の職員に伝えたのが赤間容疑者だった。

急変後は、別の職員の通報を受けて救急隊が駆け付け、鈴木さんは心肺停止状態で搬送され、県内の病院で午後5時15分ごろ、死亡が確認された。当時は病死とされたため、鈴木さんの死亡については、吉田さんの事件が発覚した後で事件性があると判断された。

吉田さんと鈴木さんが殺害された方法は、シリンジを使った空気注入という点で共通しているものの、赤間容疑者が鈴木さんの容体急変を最初に知らせた理由について、県警は捜査中としている。

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