次の記事:常磐道で速度違反、身代わり出頭させる レーサーら逮捕

羽子板や破魔弓並ぶ 正月飾り展 茨城・那珂

正月をテーマにした作品や羽子板、破魔弓などが並ぶ展覧会=那珂市戸崎の市歴史民俗資料館
正月をテーマにした作品や羽子板、破魔弓などが並ぶ展覧会=那珂市戸崎の市歴史民俗資料館


新春にちなんだ羽子板や破魔弓、手芸作品を約300点展示する「正月飾り展」が5日、茨城県那珂市戸崎の市歴史民俗資料館で始まった。10日まで。

手芸作品は、市内を中心に活動する手芸グループ「キルティー工房」と「はなはな」が提供した。干支(えと)の寅(とら)にちなんだ置物や、古い着物で作ったタペストリーなどが会場を彩る。羽子板は初めて正月を迎える子どものお守りとして贈る風習があり、9点が並ぶ。破魔弓7点も展示する。いずれも市民から同館に寄贈されたもので、迫力ある武者押し絵が付いた昭和初期の羽子板もある。

手芸を出品した佐藤芳子さん(63)は「一人一人のこだわりが詰まった作品展になっている」と話した。中嶋圭子副館長は「華やかな手芸作品と伝統作品を見て、明るい気持ちで2022年を迎えてもらいたい」と来館を呼び掛けた。入館無料、8日は休館。

最近の記事

茨城の求人情報

全国・世界のニュース