買い物維持へ新店舗 ヨーカドー日立店閉店 期間限定、品数に不満も 茨城

イトーヨーカドー日立店の閉店を受け開設された生活雑貨や食料品を扱う期間限定ショップ=日立市幸町
イトーヨーカドー日立店の閉店を受け開設された生活雑貨や食料品を扱う期間限定ショップ=日立市幸町
JR日立駅前地区の拠点施設、イトーヨーカドー日立店(茨城県日立市幸町1丁目)の閉店を受け、周辺住民の買い物環境維持に向け、食料品や生活雑貨を扱う期間限定ショップが17日、同店近くの東鉱ビル1階にオープンした。開店前には行列ができるなど、関心の高さをうかがわせた。ただ、広さは約200平方メートルで品数は限られ、来店客からは不満の声も聞かれた。ショップを開設した「日立駅前地区活性化委員会」は今後、市民の声を反映させ、順次改善する考えだ。

期間限定ショップは野菜や肉、魚、弁当類を販売するとともに、生活雑貨の「無印良品」が日用品を扱う。旧ヨーカドーの食料品売り場の一部代替を図る一方、後継のメイン店舗に浮上している無印を展開する良品計画(本社東京)は市場調査を兼ね、駅前の動向を見極めるとみられる。

この日はセレモニーもない静かなスタートとなったものの、午前11時の開店前には約50人が行列を作った。食品を購入した同市弁天町2丁目、塾講師、50代女性は「ヨーカドーで買い物していたので閉店になり困る。食器や文具類などもそろえてほしい」と話した。

買い物客の不満は品数の少なさに加え、レジが1カ所で混雑した上、無印はクレジット決済しかできないことも理由だ。活性化委の佐藤洋一郎委員長は「至らない点はあるかもしれないが、お客の声を拾って反映させたい」と語った。視察に訪れた小川春樹市長は「新たな一歩が踏み出された。(ヨーカドー後継も)早いうちにオープンできるように進めたい」と述べた。

旧ヨーカドー1階では2月19日、テナントとして入っていた数店が営業を再開する。3月1日には期間限定ショップも1階に移る予定だ。4、5階の屋内型子どもの遊び場と書店、100円ショップなどは営業を継続している。

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