生活困窮の子育て世帯に食料品提供 19日から茨城17市町村

協力を呼び掛ける「子どもフードパントリー茨城」のメンバーと羽田美智子さん(右から2人目)=県庁
協力を呼び掛ける「子どもフードパントリー茨城」のメンバーと羽田美智子さん(右から2人目)=県庁
ひとり親家庭などコロナ禍で生活が困窮している子育て世帯に食料品を提供する「子どもフードパントリー」が、2~3月の間に茨城県内17市町村で開かれる。子ども食堂を運営する有志などが連携し、初めて企画した。取り組みに賛同した女優の羽田美智子さん=常総市出身=も協力を呼び掛けている。

県内一斉の食材無料配布会を企画したのは「子どもフードパントリー茨城」(略称:こどぱん)。阿見町の市民団体「ami seed」の清水直美代表が発案し、県内で子ども食堂やフードパントリーに取り組む有志とともに1月に立ち上げた。

特にひとり親家庭や非正規雇用の女性などは長引くコロナ禍で経済的な影響を受けているとして、子どもの進学や進級を控え出費が増えるこの時期に開くことを決めた。

開催時期は19日から3月13日までで、水戸市や日立市、つくば市、筑西市などの17市町村(1月末時点)で実施。各地の団体が、企業などからの寄贈品や寄付金で購入した食料品を配る。

こどぱんは、企業側からの寄付の受け皿となったり地域で活動する団体を紹介したりするほか、活動団体が連携する際のつなぎ役を担う。フードパントリーは子ども食堂に比べると活動団体が少ないといい、世話人代表を努める古山均さんは「輪を広げていきたい」と話す。

つくば支援ネットの山内ゆかり代表は「お裾分け感覚で、気軽に頼れるところがフードパントリー」と説明。自身も活動経験がある羽田さんは「小さな絆が生まれ、誰もが親になり得る場所。一人でも多くの人に参加してほしい」と話している。

寄付の受け付けなどは事務局のNPO法人セカンドリーグ茨城(電)029(297)7040。

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