イモゾーリレー普及を 干し芋テーマ、多世代に 茨城・東海村スポ協、新競技開発

「イモゾーリレー」の普及に取り組む東海村スポーツ推進委員協議会の黒羽根史朗会長(中央)たち=同村村松
「イモゾーリレー」の普及に取り組む東海村スポーツ推進委員協議会の黒羽根史朗会長(中央)たち=同村村松
第1回スポーツフェスタTOKAI2021で、「イモゾーリレー」を楽しむ参加者=昨年11月23日、東海村船場
第1回スポーツフェスタTOKAI2021で、「イモゾーリレー」を楽しむ参加者=昨年11月23日、東海村船場
茨城県東海村特産の干し芋をテーマにしたニュースポーツ「イモゾーリレー」を地元住民が開発した。子どもから高齢者まで、幅広い世代がスポーツに親しみ、楽しんでもらうのが目的だ。東海村スポーツ推進委員協議会の黒羽根史朗会長は「多くの村民に知ってもらえるようアピールしたい」と、広く浸透を図っている。

イモゾーリレーは2人一組で参加する。バトンに見立てた村のマスコットキャラクター「イモゾー」のクッションを、サイコロを振って出た目の数だけ2メートル間隔でパスしながら、20メートル先にある折り返し地点の「干し場」を目指す。干し場ではフェルト生地で作った「干し芋」を、サイコロの目の数に合わせ枠内に並べる。帰りもクッションを行きと同じ回数パスして戻り、次の組と交代する。行き帰りの途中、クッションを落とした場合はスタートか折り返し地点からやり直すのがルールだ。

誕生のきっかけは2019年に日本で行われたラクビーワールドカップ。イモゾーとラグビーボールの形が似ていることなどに着目し、同協議会内に検討部会をつくり、会議や模擬プレーを重ねて完成させた。長さ約1メートルのクッションや干し場で使う疑似干し芋は手作りした。

20年から普及活動を始めようとしたが、新型コロナウイルスの流行でイベント自粛が続いたために断念。21年11月の「第1回スポーツフェスタTOKAI2021」(村教委主催)で、ようやく初お披露目がかなった。

初の大会では、12チームが優勝を目指して熱戦を展開した。中には急ぐあまり何回もクッションを落とし、しばらく前に進めないままのチームも出た。会場は大きな歓声と笑いに包まれて盛り上がった。黒羽根会長は「まずはうまくいった」と胸をなで下ろす。

新型コロナの感染状況を見ながら、同協議会は村内のコミュニティセンターや自治会、学童クラブなどでのイベントに参加してPRを進めている。

黒羽根会長は「誰もが楽しめるものにするため、ルールや使う備品などを見直しながら、より良い競技にしていきたい」と意気込んでいる。

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