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鮮やかにひな人形展 茨城・那珂市歴史民俗資料館

「雛人形展」でつるしびなを楽しむ来館者ら=那珂市戸崎の市歴史民俗資料館
「雛人形展」でつるしびなを楽しむ来館者ら=那珂市戸崎の市歴史民俗資料館


茨城県那珂市戸崎の市歴史民俗資料館で、季節展「雛(ひな)人形展」が開かれている。明治から現代までのひな人形と、多彩なつるしびなとの共演が楽しめる。中嶋圭子副館長は「鮮やかな色合いを楽しんでもらえれば」と来場を呼び掛けている。来月6日まで。

市内の手芸グループ「キルティー工房」のメンバー43人が手作りしたつるしびな約200本や市民から寄贈されたひな人形20組、女性の着物姿をモチーフにした創作人形17点が並ぶ。三人官女の代わりに小野小町や大黒天などが飾られた明治初期の「段飾り雛」や、金や赤で装飾された宮殿の中に親王を飾る「御殿飾り雛」が目を引く。

水戸市の主婦、泉祐子さん(63)は「昔のひな人形がきれいな状態で残っていて驚いた」と感想を話した。午前9時~午後4時半(入館受付は午後4時まで)。無料。月曜休館。

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