茨城・古河一小 ガンプラでSDGs学ぶ 組み立て挑戦

説明書を見ながらプラモデルのガンダムを作る古河一小の児童=古河市中央町(©創通・サンライズ)
説明書を見ながらプラモデルのガンダムを作る古河一小の児童=古河市中央町(©創通・サンライズ)
■再利用の手法に関心
アニメ「機動戦士ガンダム」のプラモデル(通称ガンプラ)を通じて持続可能な開発目標(SDGs)を学ぶ授業が22日、茨城県古河市立古河第一小学校(竹村靖校長)であった。5年生54人がガンプラを組み立てた後、開発工場の映像を視聴。パーツを外した残りのプラスチック(ランナー)を再利用する取り組みを学習し、リサイクルへの関心を高めた。

プラモデル授業「ガンダムアカデミア」は、玩具会社バンダイスピリッツ(東京都港区)が企画。ものづくりの体験と、企業の技術やサステナブル活動を紹介するのを目的に、昨年10月から教材を希望する学校へ無償提供している。

同校は本年度、持続可能な開発のための教育(ESD)に重点を置き、環境問題を考える授業などに取り組んでいる。5年生はコロナ禍の影響で宿泊学習が短縮されたため、企画を知った同校が代替の体験学習を兼ねて応募した。

児童は最初にガンダム(全長約10センチ)のプラモの組み立てに挑戦。完成後はICT教育の一環で、タブレットを使った写真作品の制作に取り組んだ。ガンダムは関節が動いてさまざまなポーズが取れることから、児童は「楽しい」と声を上げた。

映像では少ないパーツで面白いものを作るため、工夫を凝らす開発現場の様子を視聴。手の細部まで動くパーツに「すごい」と驚きながら、ランナーを回収して新たなプラモを作る手法を熱心に学習していた。

矢作優羽君(11)は「ランナーだけでなく、ペットボトルや食品トレーの再利用に協力していきたい」と感想。加藤さや香さん(11)は「プラモデルに工場の人たちの思いが込められているのが分かった。ものづくりやリサイクルに関心が持てた」と話した。

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