茨城・常陸太田市、脱炭素支援の基金設置 条例提案へ

常陸太田市役所=同市金井町
常陸太田市役所=同市金井町
茨城県常陸太田市は新年度、温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を推進する基金を設置する。市民や非営利法人、事業者などが行う先導的な活動を支援することが目的。3月3日に開会する定例市議会に関係条例を提案する。市によると、カーボンニュートラルに関する基金を設置するのは県内の市町村で初めて。

制定を目指すのは「市カーボンニュートラル推進基金の設置、管理及び処分に関する条例」で、推進に必要な資金を積み立てるための基金。市内の風力発電の企業から寄付された100万円を活用する。

支援する活動は、企業が倉庫などの屋上に太陽光発電設備を設置したり、学校で行うカーボンニュートラルに関する調査・研究や標語・ポスター作成などの取り組みをイメージ。支援を通じ、カーボンニュートラルへの意識啓発につなげていくことが狙い。市では今後詳しい内容を詰めていく。

市は2022年度当初予算案として、カーボンニュートラル推進事業に1億1721万円を計上。CO2排出削減対策では、自動運転EVバス導入実証事業▽省エネ機器設置補助事業▽クリーンエネルギー自動車等購入補助事業-などを予定。CO2吸収量増加対策では、市有林整備事業▽高性能林業機械導入補助事業▽木造住宅等建築助成事業-などに取り組む。

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