茨城空港公園 旧戦闘機 雄姿復活へ色直し 塗装協会が無償奉仕

塗装直しが行われている茨城空港公園(航空広場)のF-4ファントム=小美玉市与沢
塗装直しが行われている茨城空港公園(航空広場)のF-4ファントム=小美玉市与沢
茨城空港(小美玉市与沢)に隣接する茨城空港公園(航空広場)で、展示されている旧戦闘機「F-4ファントム」2機の塗装直しが行われている。県内の塗装業者8社が加盟する日本住宅塗装協会(JHPA、水戸市)が無償奉仕で作業に当たっている。4月中にもピカピカの雄姿がよみがえりそうだ。

展示機体のうち1機は要撃戦闘機「F-4EJ改」、もう1機は戦術偵察機「RF-4EJ」。共に航空自衛隊百里基地(同市百里)にかつて配備されていた実物だ。同市茨城空港利用促進協議会(荒川一秀会長)が2011年に基地から借り受け、市が管理する同公園に置かれている。

市商工観光課内の同協議会事務局によると、2機とも色あせが目立ち、戦闘機のファンらから、塗り直しの要望が寄せられていたという。

そうした中、JHPAが同協議会に対し、無償奉仕を申し出。同協議会は、作業用の足場を組む費用だけをクラウドファンディング(CF)を活用して調達した。寄付は順調に集まったという。

塗り直しは2月中旬から行われ、JHPA加盟社の社長や従業員らが連日、作業に当たっている。同協会の岩上征直代表理事は「張り合いがある作業。ファンの期待に応えられるよう、自衛隊の助言も仰ぎながら、色使いを含めた再現に努めている」としている。

3月中の完成目標だったが、天候などの要因で遅れ、4月になりそうだ。同協議会事務局は「完了後は記念イベントも予定している」としている。

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