21年産米食味ランキング 茨城県南コシヒカリ「特A」
日本穀物検定協会が実施している2021年産米の食味ランキングによると、茨城県産米は「県南コシヒカリ」が最高評価である「特A」を2年連続で獲得した。一方、19、20年産で2年連続特A評価だった「県央コシヒカリ」は1ランク下の「A」に後退した。全国的に特Aの銘柄は減少しており、県産地振興課は「8月の長雨など天候不順が影響したと考えられる。今後詳細を分析する」としている。
食味ランキングは、同協会が良質なコメ作りや消費拡大を図り1971年産から実施している調査。産地や品種などで区分した全国(東京、大阪、沖縄を除く)の152銘柄を味や香りなどの項目で採点している。基準米より特に良好なものを特A、良好なものをA、おおむね同等なものを「Aダッシュ」、やや劣るものを「B」、劣るものが「Bダッシュ」の5段階で評価する。同協会は、評価に使う銘柄のコメはサンプルのため、実際に流通している各銘柄の食味を保証するものではないとしている。
茨城県産米は、03~06年産と17年産の「県北コシヒカリ」が特Aを獲得。19年産で県央コシヒカリが、20年産で県南コシヒカリが初めて特Aを獲得していた。21年産は県北コシヒカリと「県西コシヒカリ」が2年連続のA、「県南あきたこまち」は2年連続でAダッシュだった。
食味ランキングについて同課は「全国的に注目度の高い格付け。主産地としてできるだけ多くの地区で特Aを取りたい」と説明する。おいしいコメの産地として消費者に認知されるためにも、「各産地の食味アップに向けた技術指導に取り組んでいきたい」と話した。
全国で特Aを獲得したのは42銘柄で、前年より11銘柄減少した。特Aが50銘柄を下回るのは、17年産以来4年ぶり。福島(会津)の「ひとめぼれ」や長野(東信)のコシヒカリなど22銘柄が特AからAとなった。
Aは20年産より11銘柄多い88銘柄、Aダッシュは2銘柄少ない22銘柄だった。BとBダッシュはなかった。
食味ランキングは、同協会が良質なコメ作りや消費拡大を図り1971年産から実施している調査。産地や品種などで区分した全国(東京、大阪、沖縄を除く)の152銘柄を味や香りなどの項目で採点している。基準米より特に良好なものを特A、良好なものをA、おおむね同等なものを「Aダッシュ」、やや劣るものを「B」、劣るものが「Bダッシュ」の5段階で評価する。同協会は、評価に使う銘柄のコメはサンプルのため、実際に流通している各銘柄の食味を保証するものではないとしている。
茨城県産米は、03~06年産と17年産の「県北コシヒカリ」が特Aを獲得。19年産で県央コシヒカリが、20年産で県南コシヒカリが初めて特Aを獲得していた。21年産は県北コシヒカリと「県西コシヒカリ」が2年連続のA、「県南あきたこまち」は2年連続でAダッシュだった。
食味ランキングについて同課は「全国的に注目度の高い格付け。主産地としてできるだけ多くの地区で特Aを取りたい」と説明する。おいしいコメの産地として消費者に認知されるためにも、「各産地の食味アップに向けた技術指導に取り組んでいきたい」と話した。
全国で特Aを獲得したのは42銘柄で、前年より11銘柄減少した。特Aが50銘柄を下回るのは、17年産以来4年ぶり。福島(会津)の「ひとめぼれ」や長野(東信)のコシヒカリなど22銘柄が特AからAとなった。
Aは20年産より11銘柄多い88銘柄、Aダッシュは2銘柄少ない22銘柄だった。BとBダッシュはなかった。