茨城県教委 民間人校長3人採用 新年度、副校長で赴任

茨城県庁=水戸市笠原町
茨城県庁=水戸市笠原町
民間人などを対象とした茨城県立中高一貫校・中等教育学校の校長公募の取り組みで、県教委は25日、元官僚や元東京都区議、現電通社員などの経歴を持つ40~50代の男性計3人を水戸一、土浦一、水海道一の各校に副校長として配置すると発表した。4月1日付。いずれも1年後に校長とする計画。県教委は「学校改革に強い意欲と具体的プランを持ち、実行するリーダーシップがある」と活躍に期待を寄せる。

水戸一に着任するのは御厩(みまや)祐司氏(52)。文科省地域政策室長、内閣府参事官、東大研究推進部長、愛媛県教委保健スポーツ課長などを歴任した。

御厩氏は「教育・科学分野での約30年の経験を基にイノベーション、バランス、協働の頭文字『いばらき』を柱に掲げ、学校経営に当たる」と、コメントを寄せた。

土浦一には、インド出身の元区議で、楽天銀行企画本部副部長などを歴任したプラニク・ヨゲンドラ氏(44)が着任。水海道一には、コマーシャル制作などを行う電通のクリエーティブ・ディレクターの福田崇氏(49)が出向する。

校長公募は、新しく柔軟な発想を学校経営に生かしてもらおうと実施。本年度は、採用枠5人に対して国内外の1673人から応募があり、倍率は330倍超だった。昨年度の応募者数の約50倍で、新たに大手転職サイトで募集したことなどが奏功した。合格は4人で1人辞退。民間人校長は現在、太田一、竜ケ崎一の両校に在籍している。

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