ヒマワリから化粧品 茨城・取手聖徳女子高探究学習 遊休地で栽培 商品化目指しCF募る

ヒマワリオイル「リップバーム」商品化へ、クラウドファンディングに挑戦している取手聖徳女子高校の生徒たち=取手市役所
ヒマワリオイル「リップバーム」商品化へ、クラウドファンディングに挑戦している取手聖徳女子高校の生徒たち=取手市役所
ヒマワリオイル「リップバーム」の試作品
ヒマワリオイル「リップバーム」の試作品
茨城県取手市山王の聖徳大学付属取手聖徳女子中・高校(湯澤義文校長)の高校生グループが、市内の遊休農地で育てたヒマワリから作る化粧品「リップバーム」の商品化を目指している。企業などの協力を得て試作品が出来上がり、現在、商品化に向け100万円を目標にクラウドファンディング(CF)で資金を募っている。同市ふるさと納税返礼品への登録も目指しており、生徒たちは「私たちの思いがこもったリップ。ぜひ商品として誕生させたい」と呼び掛けている。

同校は生徒の実践する力を養うため探究学習に力を入れており、活動はその一環。「ひまわりプロジェクト」として、2020年秋から始まり現在6人で活動している。

商品は、ヒマワリオイルとミツロウをベースにした完全自然素材。高品質で保湿力が高く、唇をしっかりと乾燥から守ってくれる。スティックタイプのリップクリームと違い、軟こう状のため、ふた付き容器のジャータイプとなる。

生徒たちは、SDGs(持続可能な開発目標)の観点から遊休農地に着目。市内で油糧作物栽培を行っているNPO法人バイオライフ(同市高須)の協力を得てヒマワリを栽培、さらにそのオイルを生かせる商品作りを考えた。

商品開発においては、薬機法(医薬品医療機器等法)のクリアを含め、化粧品OEM会社の山之内ゴウシャ(千葉県松戸市)などが協力し、2月に試作品が完成した。また、地域振興につなげるために市に活動をアピール、商品化のあかつきには、同市ふるさと納税返礼品への登録も取り付けた。

生徒たちが24日、市役所でCFへの協力を呼び掛けた。1年生からプロジェクトに参加している三橋麻梨杏(まりあ)さん(17)は「高校生が化粧品作りに取り組むのはまれなことだと思う。ぜひ商品化したい」、リーダーを務める長井美沙希さん(17)は「自然素材で香りのよい本物のコスメ。多くの人の協力でここまでできた。感謝と私たちの思いを込めて商品として誕生させたい」と話した。

CFの目標は、商品500個が作れる100万円。期間は4月27日まで。サイトは、https://camp-fire.jp/projects/434961/preview?token=1ewbid1a

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