虎塚古墳 彩色鮮やか「感動」 壁画、2年半ぶり公開 茨城・ひたちなか

一般公開されている虎塚古墳の壁画=ひたちなか市中根(市教委提供)
一般公開されている虎塚古墳の壁画=ひたちなか市中根(市教委提供)
新型コロナウイルス対策で手指の消毒をして石室内に入る来場者=ひたちなか市中根
新型コロナウイルス対策で手指の消毒をして石室内に入る来場者=ひたちなか市中根
国指定史跡の虎塚古墳(茨城県ひたちなか市中根)で、石室壁画の一般公開が行われている。毎年春と秋の年2回公開されてきたが、新型コロナウイルスの影響で昨年まで2年間は中止に。2019年秋以来の公開に、県内外から多くの人が訪れた。

新型コロナ対策として、1度に入場できる人数を、例年の5人前後から、2~3人に減らしたほか、石室内での案内を、ガイドではなく録音テープにしたり、壁画の解説資料を作って配布したりした。

同古墳は古墳時代末期の7世紀初めごろ造られたと考えられる全長56・5メートルの前方後円墳。1973年に発見された後円部にある横穴式石室(長さ3メートル、幅1・5メートル、高さ1・4メートル)に彩色壁画がある。

壁画の保存状態がよく、翌74年に国指定史跡になった。壁画は白色粘土を下塗りした上に、赤色塗料のベンガラで丸や三角形の文様、やり、太刀などの武器、武具類が色鮮やかに描かれている。

初めて壁画を見た同市市毛、団体職員、吉沢由貴さん(51)は「1400年前にこんなにきれいな文様が描かれていたのは感動的。ここまでいい状態で保存されているのもすごい」と話した。

公開は3月24~27日にも行われ、600人以上が来場。今回は31日~4月3日の期間、公開される。午前9時~午後0時半と午後1時半~同4時半。室内は撮影禁止。

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