茨城空港、アプリ登録1万人突破 提供半年 利用促進、データ活用へ

登録者が1万人を超えた茨城空港のアプリ「IBRマイエアポートクラブ」。空港内のQRコードを読み込むことでポイントが付与される=小美玉市与沢
登録者が1万人を超えた茨城空港のアプリ「IBRマイエアポートクラブ」。空港内のQRコードを読み込むことでポイントが付与される=小美玉市与沢
茨城空港(茨城県小美玉市)の利用促進を目的に、県が2021年10月に提供を開始したスマートフォン向け無料アプリの登録者が約半年で1万人を突破した。新型コロナウイルスの「第5波」収束による空港利用者の増加や、利用促進のPRが要因とみている。県はアプリから得られたビッグデータをサービス向上へ活用する方針。本年度内のアプリ登録者1万5千人以上を目指す。

アプリ「IBRマイエアポートクラブ」は、12年度から提供された同名のカード型個人会員証が電子化されたもの。空港ビル内の店舗での提示により、商品価格が5%割り引かれる従来のサービスに加え、空港利用に応じて、県産品や電子クーポンと交換できるポイント付与を受けられる機能などを備えている。

空港内に設置されたQRコードを読み込むと、発着便の利用で片道ごとに300ポイントが、空港内6店舗で100円購入につき1ポイントが、それぞれ付与される。

アプリの提供開始後、コロナ禍の影響を受けた国内就航路線が全便運航に戻った。また現地職員による広報活動も奏功し、利用者が増加した。

特に21年11~12月に実施された、国内4路線を格安運賃で提供したスカイマーク(東京)との連携キャンペーンが大きな効果を上げ、同期間中に登録者数が約1500人増えた。その後も順調に利用を伸ばし、2月末に1万人に到達。登録者は4日現在で1万1128人に達している。

アプリの活用は得られたデータから利用動向を把握し営業戦略に生かすことを視野に入れている。県空港対策課は行き先や年代、平日と休日の利用者層の違いなどを分析し、年度内に結果をまとめる。同課は「(より正確な情報を得るために)徐々にでもアプリ利用者を増やしていきたい」と意欲を示す。空港に就航する航空会社や店舗などとの連携も含め、データを活用したい考えだ。

最近の記事

ニュース一覧へ

全国・世界のニュース