ララガーデン10月にも閉店 茨城・つくば 競合激化、借地契約満了で

LALAガーデンつくば=つくば市小野崎
LALAガーデンつくば=つくば市小野崎
LALAガーデンつくば=つくば市小野崎
LALAガーデンつくば=つくば市小野崎
茨城県つくば市小野崎の商業施設「LALA(ララ)ガーデンつくば」が10月にも閉店することが14日、分かった。周辺の大型商業施設との競合が激しくなる中、借地契約の満了に伴い、施設を運営する三井不動産(東京)が撤退を決めた。閉店後の跡地利用は未定だが、出店するテナントからは商業施設として継続を求める声も上がる。

LALAガーデンつくばは2004年3月、65店舗が出店して開業。地上2階建てで敷地面積は約5万7千平方メートル。現在はアパレルや飲食店、書店など約50店舗が出店する。

三井不動産によると、事業用定期借地契約の期間は03年春から23年春までの20年間で、建物の解体など工事の期間も含まれる。

閉店時期について同社は明らかにしていないが、複数のテナントによると、同社から時期を示した書面が届いているという。閉店時期は10月ごろの見通し。

周辺にはイーアスつくば(つくば市)やイオンモールつくば(同)、イオンモール土浦(土浦市)など大型商業施設が立地。21年5月にはつくばエクスプレス(TX)つくば駅前に「トナリエクレオ」がリニューアルオープンしていた。

同社の広報担当者は閉店について「近隣商業施設との競合を含めた事業環境の変化を踏まえ判断した」とした。

出店者や利用客からは閉店を惜しむ声が聞かれた。あるテナントの経営者は「子どもや高齢者にとってはちょうどいい規模感の施設。なくなってしまうのは残念」と話した。

他施設との競合が厳しくなる中でも好調を続けていた別のテナント経営者は「近くに住む人にとってすごく便利な場所で、たくさんご利用いただいている。テナントとしては継続してほしい」と訴えた。

同施設をよく訪れるというつくば市の女性(63)は「スーパーや薬局、スポーツジムを使っている。閉店はすごく残念」と肩を落とした。食品スーパーで買い物をしていた同市の男性(65)も「スーパーや書店を利用する。特に書店は近くにないので、閉店はとても困る」と話した。

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