茨城・笠間の陶炎祭開幕 初の有料化
ゴールデンウイーク初日の29日、笠間焼の一大イベント「笠間の陶炎祭(ひまつり)」(笠間焼協同組合主催)が、笠間芸術の森公園(茨城県笠間市笠間)で始まった。新型コロナウイルス感染対策費を捻出するため、初めて入場を有料化。笠間焼誕生250年を記念した企画も行われた。5月5日まで。
200を超える陶芸家や窯元、工房が作品を展示販売。多くの焼き物ファンが訪れ、にぎわった。
笠間焼誕生250年を記念し、地場産材「稲田石」の微粉末を釉薬(ゆうやく)原料とした「新しい笠間焼」も披露。笠間焼の作家が出品する「ぐい呑(の)み1000個展」や市内小学生の土面作品展が開かれたほか、英国を拠点にした笠間焼販路拡大プロジェクトを紹介するブースも設けられた。感染防止のため、飲食の販売はテイクアウトのみとし、恒例だった音楽イベントや野だてなどは中止となった。
つくば市から訪れた地方公務員の女性(37)は「陶炎祭は何度も来ている。今年から有料化になったが、感染対策に充てられるのなら納得する。継続するには必要だと思う」と話した。
茨城新聞社は29日、同公園内の笠間工芸の丘で移動編集局を開設し、記念日新聞の配布などを行った。
200を超える陶芸家や窯元、工房が作品を展示販売。多くの焼き物ファンが訪れ、にぎわった。
笠間焼誕生250年を記念し、地場産材「稲田石」の微粉末を釉薬(ゆうやく)原料とした「新しい笠間焼」も披露。笠間焼の作家が出品する「ぐい呑(の)み1000個展」や市内小学生の土面作品展が開かれたほか、英国を拠点にした笠間焼販路拡大プロジェクトを紹介するブースも設けられた。感染防止のため、飲食の販売はテイクアウトのみとし、恒例だった音楽イベントや野だてなどは中止となった。
つくば市から訪れた地方公務員の女性(37)は「陶炎祭は何度も来ている。今年から有料化になったが、感染対策に充てられるのなら納得する。継続するには必要だと思う」と話した。
茨城新聞社は29日、同公園内の笠間工芸の丘で移動編集局を開設し、記念日新聞の配布などを行った。