山で遭難した高齢女性保護 自主的に捜索した会沢さん、茨城県警太田署から感謝状

関口一正署長(右)から遭難者の発見、保護で感謝状を受けた会沢孝一さん=太田警察署
関口一正署長(右)から遭難者の発見、保護で感謝状を受けた会沢孝一さん=太田警察署
茨城県常陸太田市小妻町地内の妙見山で遭難した80歳代の女性を発見して保護したとして、太田警察署(関口一正署長)は4月26日、同市里川町のリリーアカデミーキャンプセンター(県立里美野外活動センター)職員の会沢孝一さん(71)に感謝状を贈った。

同署などによると、女性は20日午前7時ごろ、市外から友人(76)と2人で山菜採りに山に入り、途中で別行動を取った。集合時間を過ぎても戻らないので、友人が駐在所に届け出た。

太田署や市消防本部などから約30人が捜索に当たり、警察犬やヘリコプターも出動したが、夕方になっても発見できなかった。

会沢さんは、仕事終わりの時間になってもヘリコプターが飛行していることから、遭難者が見つかっていないと思い、捜索に出かけた。

同日午後5時半ごろ、山側から歩いてくる女性を発見し保護。女性は自分たちが入った山を越えてしまっていて、約10時間ぶりに見つかった。

会沢さんは「昼食も持っておらず、見つけた時は憔悴(しょうすい)していた。冷え込む夜になる前に発見できてよかった」と話した。

関口署長は「自主的な捜索活動中に発見していただき、頭の下がる思い」と感謝。「行楽期を迎え、ハイキングに訪れる人も多いと思うが、しっかり準備を整えて楽しんでほしい」と注意を呼びかけた。

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