「常総の早慶戦」開幕 下妻一高、水海道一高 茨城

競技に先立ち披露された下妻一高(右)と水海道一高の両応援団による「花魁道中」と呼ばれる行進=下妻市下妻乙
競技に先立ち披露された下妻一高(右)と水海道一高の両応援団による「花魁道中」と呼ばれる行進=下妻市下妻乙
■応援団、選手にエール

70年以上の歴史を持ち「常総の早慶戦」と称される茨城県立下妻一高(下妻市下妻乙)と県立水海道一高(常総市水海道亀岡町)の運動部対抗の第85回定期戦が3日、下妻一高で開幕した。大勢の選手や保護者らが見守る中、兄弟校の両校が名誉とプライドを懸けた熱戦を繰り広げ、応援団による応援合戦も会場を盛り上げた。

定期戦(当初年2回開催)は、若者に夢や希望を持たせようとの願いを込め、戦後間もない1947(昭和22)年に始まった。新型コロナウイルスの影響による2020年の第83回の中止以外、毎年実施している。コロナ禍を考慮し、前回に続き複数日の分散開催とし、3、4、7日の3日間、陸上や卓球、野球(砂沼球場)など男女14の運動部同士が戦う。

競技に先立ち、午前8時40分ごろ、同校の正門付近で、両校応援団が対峙(たいじ)する伝統の「にらみ合い」を実施。さらにかけ声なしで「花魁(おいらん)道中」と呼ばれる独特の動きを取り入れた行進を披露。観衆の目をくぎ付けにした。

定期戦の通算成績は下妻一高の40勝34敗9分けで、11連勝中だ。同校「爲櫻應援團(いおうおうえんだん)」の山中涼雅(りょうが)団長(3年)は「無発声だったが悔いの残らないよう全力で臨み、できる限りのことをした。連勝を伸ばしてほしい」と運動部にエール。水海道一高「済美應援團(せいびおうえんだん)」の田村優樹団長(同)は「先輩たちから受け継いだ技術と心で、定期戦に臨みとても誇りに思う。今年こそ勝利を期待したい」と力強く語った。

最近の記事

ニュース一覧へ

全国・世界のニュース