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参院選まで2カ月 新人決戦へ臨戦態勢 茨城選挙区 知名度向上に力

決起集会で気勢を上げる加藤明良氏(右から2人目)ら=水戸市千波町
決起集会で気勢を上げる加藤明良氏(右から2人目)ら=水戸市千波町
県中央メーデーで気勢を上げる堂込麻紀子氏(右から2人目)ら=水戸市三の丸
県中央メーデーで気勢を上げる堂込麻紀子氏(右から2人目)ら=水戸市三の丸
茨城労連系のメーデー集会で大内久美子氏(中央)と参加者ら=水戸市宮町
茨城労連系のメーデー集会で大内久美子氏(中央)と参加者ら=水戸市宮町
茨城維新の会が擁立を決めた佐々木里加氏=龍ケ崎市内
茨城維新の会が擁立を決めた佐々木里加氏=龍ケ崎市内


参院選の投開票日と見込まれる7月10日まで2カ月となった。茨城選挙区(改選数2)は、自民、旧民主系「2党1団体」、共産の3者の新人候補が立候補を表明。茨城維新の会も新人候補の擁立を決めるなど、新人同士の争いになる見込み。各党は新人の県全域での知名度向上や組織の引き締めを加速させるなど臨戦態勢に入った。

茨城選挙区で立候補を表明したのは、自民党元県議の加藤明良氏(54)、連合茨城が擁立し立憲民主、国民民主両党が推薦する堂込麻紀子氏(46)、共産党県委員会副委員長の大内久美子氏(72)の3人。茨城維新の会も元栃木県鹿沼市議の佐々木里加氏(55)の擁立を決め、党本部に上申した。

同選挙区を巡っては、自民の岡田広氏(75)と立憲民主の郡司彰氏(72)=ともに当選4回=のベテラン現職2人が昨年11月、不出馬を表明。自民と旧民主系が1議席ずつ分け合う構図が続いてきた中、各党新人による世代交代の戦いとなる。

■自民-加藤氏

「水戸では知名度は高いが、県内ではまだまだ。圧倒的なご支援を」。4月26日、自民・加藤氏の地元水戸市で開かれた決起集会で、岡田氏は選対本部長として呼びかけた。

これまで3度の県議選=水戸市・城里町区=で全てトップ当選した加藤氏。選対本部が掲げる目標「70万票」を目指し、県全域での知名度アップへ各地の集会に細かく足を運ぶ。

決起集会では、公明党県本部の高崎進代表が加藤氏に推薦状を壇上で渡し、連立政権を組む自公の結束を演出した。

■旧民主系-堂込氏

水戸市内で4月23日に開かれた県中央メーデー。集まった500人の労働組合員らを前に、連合茨城の内山裕会長は語気を強めた。「残り2カ月。時間はかかったが、これから皆さんの心を一つに(堂込氏を)勝ち上がらせてほしい」

労組役員として、労働環境の改善に取り組んできた堂込氏。「働く仲間の代表」の立場を前面に、支援を訴える。連合茨城は9日、内山会長を本部長とする総合選挙対策本部の体制や集会日程など今後の活動方針を決定、具体的な動きを加速させる。

■共産-大内氏

共産・大内氏は国政選挙5回目の挑戦となる。水戸市内で1日に開かれた茨城労連系のメーデー集会では「政治を変える絶好のチャンス。命、暮らし、平和を大切にする政治を進めよう」と訴えた。

1月の出馬表明以降、各地で懇談会や街頭活動を精力的に実施。同氏が2019年茨城選挙区で得た約12万9千票から、さらなる上積みを目指し、比例票の底上げも図りたい考え。

■維新-佐々木氏

維新の佐々木氏は、大型連休最後の8日、県南地域で街頭に立ち、「日本が元気になってほしい。強い思いから、茨城選挙区より出馬したい」と力を込めた。

19年の鹿沼市議選でトップ当選。今回、都内から取手市内に住所を移し、5月に入ってからは、毎日約30カ所を回る。茨城維新の会代表の石井章氏(65)が立候補する比例区の票の掘り起こしも担う。

茨城選挙区では、ほかにも立候補を検討する動きがある。

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