茨城政懇 「岸田首相はスライム」 伊藤氏、政権運営を批判

「岸田政権と政局展望」について講演する政治アナリストの伊藤惇夫氏=水戸市千波町
「岸田政権と政局展望」について講演する政治アナリストの伊藤惇夫氏=水戸市千波町
茨城政経懇話会の5月例会が10日、水戸市千波町の水戸プラザホテルで開かれ、政治アナリストの伊藤惇夫氏が「岸田政権と政局展望」と題して講演した。岸田文雄首相について、伊藤氏は「スライムを連想する。形が見えず軸が見えない。覚悟を持って決断し、ぶれずに行動するのが総理の仕事」と指摘した。

講演で伊藤氏は、岸田首相を題材に創作した「聞く力 聞くたび変わる 目的地」との川柳を披露し、政権運営を批判。日本が抱える課題を「会社員の年間収入はこの30年間で約4%しか上昇していない。また、製造業でも世界的に遅れている」ことを挙げ、「日本の劣化を食い止めるギリギリの時期。長期的な視点に立った政策が求められている」と訴えた。

また、今夏の参院選について「選挙の行方は誰にも分からない」と前置きし、「常識的には自民党が安定。32ある1人区がポイントになるが、一本化にならない限り野党は厳しいのでは」と野党の弱体化が進むと予測。一方で緊張感のある政治を実現するためには野党の存在の必要性を強調し、「時間をかけてリーダー候補を育て、地元での支持基盤を固め直し、政権と別の路線を打ち出さなければならない」と話した。

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