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参院選茨城選挙区 維新・佐々木氏が出馬会見 政策課題に教育無償化

出馬会見に臨んだ茨城維新の会の石井章代表(右)と佐々木里加氏=取手市片町の同会事務所
出馬会見に臨んだ茨城維新の会の石井章代表(右)と佐々木里加氏=取手市片町の同会事務所


夏の参院選茨城選挙区(改選数2)に茨城維新の会が擁立を決めた元栃木県鹿沼市議の佐々木里加氏(55)が13日、取手市内で記者会見し、教育無償化などの政策を掲げ「茨城県の皆さまと一人でも多く心を通わせたい」と選挙戦への意気込みを語った。比例区で立候補する同会代表で現職の石井章氏(65)も共同会見した。党本部(日本維新の会)は佐々木氏の公認を内定し、石井氏については既に公認している。

佐々木氏は東京都出身で、2017年の衆院選で希望の党から東京19区に出馬。19年、立憲民主党公認で鹿沼市議選に立候補しでトップ当選。20年5月に辞職した。

多摩美術大大学院博士前期課程修了。東京芸術大大学院の研究生だった時代に、取手市に住んでいた。現在、女子美術大非常勤講師を務めている。

佐々木氏は教育無償化を政策に掲げ、さらに「日本経済が疲弊し、コロナ禍がやまない中で、直接的な日本を元気にする政策はベーシックインカム(最低所得保障)」と強調した。

石井氏はロシアのウクライナ侵攻に触れつつ「自衛隊をきちんと憲法に記す。自分の国は自分で守る」と憲法改正などを掲げた。選挙戦は、比例票獲得や12月に予定される県議選での候補擁立なども見越し、維新支持の拡大を図るという。

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