優雅な行列、まちに笑顔 茨城・常総 3年ぶり千姫まつり
徳川家康の孫娘、千姫ゆかりの茨城県常総市で15日、「千姫まつり」が3年ぶりに開かれた。大勢の家族連れが優雅な行列に見入ったほか、歌や踊りを楽しむなど町中に活気が戻ってきた。まつりは新型コロナウイルス禍で昨年、一昨年と開催が見送られていた。
時代衣装に身を包んだ第18代観光大使「千姫さま」の3人は、弘経寺(ぐぎょうじ)(同市豊岡町甲)にある千姫の墓所を参拝。その後、水海道宝町の会場周辺で侍女や女武者約30人を従え、沿道に集まった市民に笑顔で手を振り「ご回遊」した。千姫さまの一人、青木優希さんは「3年ぶりのまつりなので楽しみだった」と喜びを口にした。
一方、商店街などではよさこいソーラン踊りや市内中学校の吹奏楽部によるコンサートも行われ、来場者を楽しませた。
千姫は徳川家康の孫で、7歳の時、豊臣秀頼に嫁いだ。大坂夏の陣で落城寸前の大坂城から救出され、桑名藩主であった本多忠政の嫡男・本多忠刻と再縁し姫路城に入城した。
常総市と三重県桑名市、兵庫県姫路市は昨年10月、千姫のNHK大河ドラマの実現を目指し、「誘致の会」を設立。まつり会場には桑名市長らも駆け付けた。神達岳志常総市長は「コロナに打ち勝ち、市民と一緒にまちを盛り上げていきたい」と話した。
時代衣装に身を包んだ第18代観光大使「千姫さま」の3人は、弘経寺(ぐぎょうじ)(同市豊岡町甲)にある千姫の墓所を参拝。その後、水海道宝町の会場周辺で侍女や女武者約30人を従え、沿道に集まった市民に笑顔で手を振り「ご回遊」した。千姫さまの一人、青木優希さんは「3年ぶりのまつりなので楽しみだった」と喜びを口にした。
一方、商店街などではよさこいソーラン踊りや市内中学校の吹奏楽部によるコンサートも行われ、来場者を楽しませた。
千姫は徳川家康の孫で、7歳の時、豊臣秀頼に嫁いだ。大坂夏の陣で落城寸前の大坂城から救出され、桑名藩主であった本多忠政の嫡男・本多忠刻と再縁し姫路城に入城した。
常総市と三重県桑名市、兵庫県姫路市は昨年10月、千姫のNHK大河ドラマの実現を目指し、「誘致の会」を設立。まつり会場には桑名市長らも駆け付けた。神達岳志常総市長は「コロナに打ち勝ち、市民と一緒にまちを盛り上げていきたい」と話した。