茨城県社会福祉協議会 eスポーツ体験会始動 真剣表情でゲーム、笑顔も

県担当者からゲームの基本ルールの説明を受ける参加者たち=水戸市千波町の「セキショウ・ウェルビーイング福祉会館」
県担当者からゲームの基本ルールの説明を受ける参加者たち=水戸市千波町の「セキショウ・ウェルビーイング福祉会館」
太鼓の達人を楽しむ参加者たち=水戸市千波町の「セキショウ・ウェルビーイング福祉会館」
太鼓の達人を楽しむ参加者たち=水戸市千波町の「セキショウ・ウェルビーイング福祉会館」
高齢者の健康づくりや世代間交流の促進につなげようと、茨城県社会福祉協議会(水戸市千波町)は、コンピューターゲームの腕前を競い合う「eスポーツ」の体験会を開いている。1回目となった11日は、水戸市を活動拠点として、健康づくりを行う団体「水戸心友会」会員を中心とした12人が参加。レーシングゲームなど三つのeスポーツを体験した。会場には、高齢者の拍手や楽しげな笑い声が響き合った。

eスポーツとは、Electronic sports(エレクトロニック・スポーツ)の略。広義では、運動のほかに競技や娯楽、気晴らしといった意味を持つ。障害や年齢、体力の壁を越えて、誰もが参加できるバリアフリーなスポーツだ。

同体験会は、県産業政策課との共催で行われた。冒頭で担当者がスポーツとeスポーツの違いやその効果などを講話。「eスポーツは、チェスやビリヤードなど頭脳を使う競技『マインドスポーツ』に近い」などと分かりやすく説明した。

この日は、プレイステーション4向けのレーシングゲーム「グランツーリスモSPORT」、音楽に合わせて太鼓をたたいて得点を競い合う「太鼓の達人」、パズルゲームの「ぷよぷよ」の3種類が用意された。

2人一組でレースゲームを体験した参加者からは「アクセルは踏みっぱなしでいいの?」「今何位ぐらい?」などの声が上がり、ハンドルを回しながら真剣な表情で画面に見入っていた。

水戸市在住の主婦、黒沢千代子さん(74)は「楽しい。対戦相手がいると一生懸命になれる」と笑顔を見せ、同団体会長の太田功さん(77)は「汗もかくし、脳の活性化にもなる」と喜んだ。

同協議会は「地域の高齢者が集う場「サロン活動」の一つに加えたり、オンラインで若い世代と競い合えるよう、クラブ化を目指したい」とし、県産業政策課は「(eスポーツが)普及すれば、シニアの大会実施も検討したい」と語った。

体験会は6月29日午後1時30分~3時までセキショウ・ウェルビーイング福祉会館で開催される。対象は60歳以上の茨城県在住者。定員は10人。参加無料。締め切りは6月20日。申し込み・問い合わせは、茨城わくわくセンター(県社会福祉協議会内)(電)029(243)8989。

最近の記事

ニュース一覧へ

全国・世界のニュース