女性の生き方応援 茨城県南の市民ら、団体設立し交流

作成した「ビジョンマップ」を発表する参加者=つくば市竹園
作成した「ビジョンマップ」を発表する参加者=つくば市竹園
女性の自分らしい生き方を応援しようと、茨城県南地域在住の自営業の女性らが中心となって、市民団体「Manikula(マニクラ)」を立ち上げた。新型コロナウイルス感染拡大下で女性の自殺率が増加する中、イベントなどの交流で孤立を防ぎ、不安や悩みを話し合って解消する狙い。設立記念イベントが12日、つくば市竹園のつくばカピオで開かれた。市内外から13人が参加し、かなえたい夢を1枚の紙にまとめる「ビジョンマップ」の作成を通じて交流を深めた。

■孤立、不安解消図る
マニクラはつくば市や牛久市などに住む女性4人で構成。「Mani」はサンスクリット語で「手」と「真珠」の意味で、「kula」は「仲間」の意味。一人一人が手と手を取り合い、仲間とつながることで、自分らしく真珠のように輝いて強みを発揮できるように、との願いを込めた。

警察庁の自殺統計に基づく厚生労働省のまとめによると、2021年の女性の自殺者数は7068人で、2年連続で増加した。背景には、新型コロナウイルス感染拡大下における孤立・孤独感の深まりなどの影響もあると見られる。

マニクラ代表で写真家の犬伏宏美さん(45)=牛久市=は、「リアルでつながる場が減ってしまっている。不安や悩み、自分がやりたいことや夢などを話す場を設けて孤立を防ぎたい」と期待する。今後、イベントや交流会を開いて輪を広げる予定。

記念イベントでは、マニクラのメンバーで、日本親子コーチング協会理事などを務める黒木教子さん(52)がビジョンマップの作成の方法を指導した。

参加者は、赤や青、緑などの画用紙に、雑誌やパンフレットから気に入った写真や言葉を切って貼った。完成品の発表では、参加者はビジョンマップを示しながら「着物を着てみたい」「2回目の世界旅行に行きたい」などの夢を語った。

黒木さんは「好きなものを集めて貼り合わせることで、自分の夢に気付き、実現するきっかけになる。コロナ禍でも夢は忘れないでほしい」と話した。

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