カット実車で実習 茨城・土浦産業技術専門学院 最新構造学ぶ

カットモデルで内部構造を学ぶ学生たち=土浦市中村西根
カットモデルで内部構造を学ぶ学生たち=土浦市中村西根
茨城県土浦市中村西根の県立土浦産業技術専門学院で、自動車整備科に最新型のセダン車「クラウン」のカットモデルが配備された。茨城トヨタ自動車(本社水戸市)が販売店で展示していたもので、実習用に期間限定で貸し出された。

カットモデルは今月10日、車両構造を学ぶ2年生の授業でお披露目された。内部の構造が見やすいよう、車体のドアや側面が切り取られている。エンジンはハイブリッド型で、ドア内側には事故の衝撃から乗員を守る補強部材が張られ、タイヤ部分には衝撃吸収のサスペンションや電気系統の配線が接続されている。

学生たちは興味深くのぞき込み、講師の説明に真剣な表情で聴き入っていた。県内の自動車販売店の整備士に内定している沢元蒼空(そら)さん(20)は「普段見ている古い型の実習車とは違う。最新技術を知ることができた」と感想。小林勇太さん(22)も「複雑な構造を見て勉強になった。学んだことを就職してから生かしたい」と語った。

雨沢正典講師は「貴重なカットモデルを有効活用して多くのことを学んでもらえれば」と期待した。モデルは3カ月間、同学院の授業で使われ、その後、県内の産業技術専門学院を巡回する。

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