パトレイバー〝聖地〟でまちおこし 茨城・土浦 ファン呼び込み第2弾

「パトレイバー展」に合わせ実施したスタンプラリーの様子=今年1月、土浦市大和町
「パトレイバー展」に合わせ実施したスタンプラリーの様子=今年1月、土浦市大和町
■アニメマンホール設置や市内回遊スタンプラリー

30年以上前に放映され、今も根強い人気のアニメ「機動警察パトレイバー」にゆかりのある茨城県土浦市は本年度、ファンを呼び込もうとアニメのデザインを施したマンホール設置や、市内回遊のスタンプラリーなどのまちおこしを展開する。今年1月には関連の展覧会が開かれ、多くのファンが同市を訪れた。第2弾となる今回、市は「パトレイバーの〝聖地〟としてファンを一層呼び込みたい」と意気込む。

パトレイバーは市内が舞台の一つになり、作品の〝聖地〟として訪れるファンが増えている。

市は来年1~2月をめどに、市内の歩道にアニメと土浦ゆかりの名所のデザインを施したマンホールを設置する。JR土浦駅前から亀城公園までの歩道を含め15カ所を見込む。高精細のデザインが反映可能な樹脂製のふたを発注する。費用は新型コロナ緊急経済対策の交付金を充てる。

設置に合わせ、マンホールと市内の名所を巡るスタンプラリーも開く。スマートフォンの専用サイトを通じデジタルのスタンプを集めた人に特典を提供する。地域色のあるマンホールの写真を載せた「マンホールカード」も作り、無料で配る計画だ。市政策企画課は「凝ったデザインで目立たせ、市内を巡る面白さを出したい。ファンに回遊してもらえれば」と期待する。

市はまちおこしの一環で、今年1~2月に同市大和町の市民ギャラリーで「パトレイバー展」を初めて開催。約3100人が来場した。市役所1階の観光物産センターきららでグッズを販売し、約700万円の売り上げがあった。市は「遠くは九州から来た人もおり、根強いファンがいる。次の企画に合わせグッズ販売も再開できれば」と見据えている。

★機動警察パトレイバー
1988年に始まったシリーズ。アニメや漫画、小説、ゲーム、実写映画が展開されている。物語は、20世紀末の日本で人間型作業機械(レイバー)を使った犯罪に対し、レイバーを取り締まる警視庁の「パトロールレイバー(略称パトレイバー)」が活躍する内容。機械の一つが土浦市内の研究所で開発されたという設定になっている。

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