茨城県北人口増へ事業創出 県が参加者順次募集

■他業種や学生、議論 中小企業の課題
茨城県北地域の中小企業を対象に、県は新事業開発の支援に乗り出す。他業種や学生など多様な外部人材に集まってもらい、企業が抱える課題を議論し、アイデア創出につなげる。人口減少が進む同地域の活性化や雇用創出を図ろうと、県は参加企業を募集している。
県北地域の日立、常陸太田、高萩、北茨城、常陸大宮、大子の6市町は、県内の他地域と比べ、人口減少が顕著で大きな課題となっている。
「海側の日立市では大企業の下請けが多く、山間部の大子町などでは農業などがメイン。新しい発想が出づらく、悩んでいる企業が多い」
県県北振興局は、県北地域に立地する中小企業の特徴や課題を指摘。事業の狙いについて、担当者は「定住人口を増やすためには魅力的な仕事をつくることが必要。企業の発想転換を手伝いたい」と話す。
同事業は、一つのテーマに対し、多様な人材でつくるチーム内でアイデアを出し合い、考えをまとめていく「アイデアソン」の手法を活用する。「アイデア」と「マラソン」を掛け合わせた造語だ。
事業では、県北地域の中小企業に呼びかけ、10社ほど決める。参加は無料。締め切りは6月10日。対象企業が決まった後、アイデアを出す外部の参加者を募集する。参加者は1テーマに5~10人を想定する。
アイデアソンの会合は全7回。主に日立市内で、7月から来年1月の間、毎月開く。企業の課題や新事業のプランについて、参加者がアイデアを練り上げていく。最後に成果報告会を都内で開催し、県内外の関係者に広く発信する。
同事業は、本年度の新規事業「県北中小企業意識改革事業」の一環。事業費は900万円。昨年度始めた経営課題への「気づき」を促すセミナーと合わせ、県北地域の中小企業を対象にした「ビジネスチャレンジプログラム」として県が力を入れていく。
詳しい内容は、ビジネスチャレンジプログラムのホームページ https://civicpower.jp/bcp/
茨城県北地域の中小企業を対象に、県は新事業開発の支援に乗り出す。他業種や学生など多様な外部人材に集まってもらい、企業が抱える課題を議論し、アイデア創出につなげる。人口減少が進む同地域の活性化や雇用創出を図ろうと、県は参加企業を募集している。
県北地域の日立、常陸太田、高萩、北茨城、常陸大宮、大子の6市町は、県内の他地域と比べ、人口減少が顕著で大きな課題となっている。
「海側の日立市では大企業の下請けが多く、山間部の大子町などでは農業などがメイン。新しい発想が出づらく、悩んでいる企業が多い」
県県北振興局は、県北地域に立地する中小企業の特徴や課題を指摘。事業の狙いについて、担当者は「定住人口を増やすためには魅力的な仕事をつくることが必要。企業の発想転換を手伝いたい」と話す。
同事業は、一つのテーマに対し、多様な人材でつくるチーム内でアイデアを出し合い、考えをまとめていく「アイデアソン」の手法を活用する。「アイデア」と「マラソン」を掛け合わせた造語だ。
事業では、県北地域の中小企業に呼びかけ、10社ほど決める。参加は無料。締め切りは6月10日。対象企業が決まった後、アイデアを出す外部の参加者を募集する。参加者は1テーマに5~10人を想定する。
アイデアソンの会合は全7回。主に日立市内で、7月から来年1月の間、毎月開く。企業の課題や新事業のプランについて、参加者がアイデアを練り上げていく。最後に成果報告会を都内で開催し、県内外の関係者に広く発信する。
同事業は、本年度の新規事業「県北中小企業意識改革事業」の一環。事業費は900万円。昨年度始めた経営課題への「気づき」を促すセミナーと合わせ、県北地域の中小企業を対象にした「ビジネスチャレンジプログラム」として県が力を入れていく。
詳しい内容は、ビジネスチャレンジプログラムのホームページ https://civicpower.jp/bcp/