単語で発言全文確認 茨城・取手市議会 会議録検索ツール導入

新たに導入した「議会会議録視覚化システム」の画面。マインドマップで表示され、単語をクリックすると関連する発言の全文を確認できる=取手市議会
新たに導入した「議会会議録視覚化システム」の画面。マインドマップで表示され、単語をクリックすると関連する発言の全文を確認できる=取手市議会
茨城県取手市議会は、議会で発言された単語から、関連する発言の全文を確認できるツールを新たに導入した。市ホームページ(HP)で利用できる。従来の「会議録検索・閲覧システム」を補完し、利便性も高まった。市議会事務局は「興味ある話題や議員の名前から検索できる。ぜひ利用してほしい」と呼びかけている。

導入したのは「議会会議録視覚化システム」。これまでのシステムは発言内容が文章で表示されるが、新しいシステムでは、発言された単語を人工知能(AI)が分析。重要度や単語同士の関係性を図式で表示する「マインドマップ」で表示される。定例会や臨時会、委員会などの会議(議会開催日)、発言者(議員)から検索できるようになっている。議事録の作成後、システムに反映される。

昨年の6月定例会初日を選択すると、「コロナ禍」「学校連携観戦プログラム」などの単語が画面にマインドマップで表れ、その単語をクリックすると、発言した議員が表示され、詳しい発言内容を見ることができる。発言回数の多い単語は大きく、色が付き、関連性のある単語は線で結ばれてクモの巣状に表示され、議論のテーマが一目で分かる。

金沢克仁議長は「市民からすれば議員がどのような発言をしているかが分かり、議員側は自分が過去にどういった発言をしたかが分かる。可能性を秘めたシステムだと思う」と評価する。議会事務局は「若い世代にも利用しやすいと思う。議会に関心を持ってもらうきっかけになれば」と話している。

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