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茨城町・青葉中 ペッパーと温暖化学ぶ 脱炭素へアイデア発表

人型ロボット「ペッパー」に触れる生徒=茨城町奥谷
人型ロボット「ペッパー」に触れる生徒=茨城町奥谷


持続可能な開発目標(SDGs)について学んでもらおうと、茨城県茨城町奥谷の青葉中学校(萩谷智徳校長、生徒312人)で13日、人型ロボット「Pepper(ペッパー)」と中学1年生100人が一緒に温暖化防止を考える授業が開かれた。生徒たちはペッパーとともに脱炭素社会に向けたアイデアを発表した。

授業は、水戸市や同町など9市町村で成る「いばらき県央地域連携中枢都市圏」の広域連携事業の一環として開かれた。

授業でペッパーは、現在と約30年後の気温の比較をはじめ、洪水や伝染病など、温暖化が進むことによって発生する問題についてスライドを使いながら説明。「今の生活を続けていたら、みんなが40歳ごろには人も生き物も住めなくなる。一緒に未来を変えていこう」と呼びかけた。

生徒らは、温暖化の原因となる二酸化炭素の排出量を減らすために、今からできる対策について「使わない電気は消す」や「電気自動車を増やす」などとアイデアを発表。

大山美栗さん(13)は「未来の地球は自分たちの意識で変えていける」、小橋由依さん(12)は「面白い授業で、温暖化について深く考えることができた」と授業の感想を話した。

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