茨城・ひたちなか 水難救助、連携を確認 海開き前に訓練

意識不明の状態で見つかった人に見立てた人形を搬送する救助隊員=ひたちなか市阿字ケ浦町
意識不明の状態で見つかった人に見立てた人形を搬送する救助隊員=ひたちなか市阿字ケ浦町
夏の海水浴シーズンを前に、消防などの関係機関による水難救助訓練が23日、茨城県ひたちなか市の阿字ケ浦海岸で行われた。ライフセーバーを含めた関係者約70人が参加し、救助に関わる連携を確認した。

訓練は、ひたちなか・東海広域事務組合消防本部と茨城海上保安部、ひたちなか警察署などが合同で実施。プレジャーボートが横波で転覆し、乗員8人が海に投げ出されたと想定して行われた。まずライフセーバーや救助隊員が水上バイクで海面に浮かぶ7人を救助。潜水員は、海中に沈んだ1人を捜索し、行方不明者(人形)を見つけた後、海岸で待つ救助隊員に引き渡すまでの流れを確認した。

同消防本部の打越哲也次長は「万が一事故が起きても今回の訓練を生かし、各機関同士がしっかり連携して迅速な救助につなげる」と強調。その上で「海には危険もあることを意識し、無理せず安全に楽しんでほしい」と述べた。

市内では7月16日~8月21日に、阿字ケ浦と平磯の両海水浴場が開設される。

水難事故を巡っては、同市と大洗町の境にある那珂川河口沖で16日、茨城大のプレジャーボートが転覆し乗員6人が救助される事故があった。

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