ウクライナバレエ団 7月30日、茨城・結城で公演 団員の熱意が開催を後押し

2018年のキエフ・バレエ公演(光藍社提供)
2018年のキエフ・バレエ公演(光藍社提供)
ウクライナ国立歌劇場バレエ団の来日公演「キエフ・バレエ・ガラ2022」が7月30日、茨城県結城市中央2丁目の市民文化センターアクロスで行われる。ロシアの軍事侵攻により一時は来日も危ぶまれたが、団員の舞台にかける熱意が開催を後押しした。

2006年から同歌劇場の公演を招請している光藍社(東京)によると、今回の公演は7月15日から群馬県前橋市を皮切りに8月9日まで全国各地で20ステージを行う。

光藍社は同歌劇場のオペラやバレエの公演をこれまでに500回以上行い、50万人以上が鑑賞してきた。同社によると、ウクライナ国内のほとんどの劇場が閉鎖され、バレエ団の出演者全員が国外での活動を余儀なくされているという。

緊迫する情勢の中、団員たちと連絡を取り合い、彼らの舞台への思いを尊重し、公演の場を提供することが最大の支援になると判断し開催を決定した。バレエ団芸術監督のエレーナ・フィリピエワさんは同社のホームページで、「ウクライナが戦争状態にあるこのような困難な時期に、芸術を届けること、それがより良い未来を作るために、私たちができることだと思っている」とメッセージを贈っている。

公演はバレエの名作の見せ場を集めた「ガラ」と呼ばれる形式で構成されている。同社の薮谷みちえさんによると「ジゼル」「海賊」が見どころといい「ウクライナの人たちは日本公演を楽しみにしている。本場のバレエが見られる貴重な機会。多くの人に見てもらいたい」と話している。同社ホームページでは義援金を募っている。

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