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奥久慈なす、出来上々 茨城・常陸大宮で目揃え会

ナスの大きさや色合いを確認する生産者ら=常陸大宮市若林
ナスの大きさや色合いを確認する生産者ら=常陸大宮市若林


JA常陸(茨城県常陸太田市)の大宮地区なす部会は28日、常陸大宮市若林のパッケージセンターで、奥久慈なすの「目揃(めぞろ)え会」を開いた。出席した部会員約50人が、市場出荷の基準となる大きさや形、色合いなどを確認した。

奥久慈なすは常陸大宮、那珂、常陸太田、ひたちなか、大子の5市町で栽培され、柔らかい皮と引き締まった身が特長だ。黒々としたつやがあり、市場からは「黒いダイヤ」と高く評価される。今年は5月の低温の影響で生育が遅れていたが、ここ数日の晴天で日照時間が増え、例年通りの出荷量が見込めるという。

吉成猛部会長(71)は「心を込めて作ったナス。いっぱい食べて元気を付けてほしい」と消費者にアピールした。

主に東京・大田市場へ出荷され、7月下旬から8月中旬にかけてピークを迎える。

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