17歳の松橋さん、水戸で個展 フィギュアやイラスト「生の芸術」200点

自信作のフィギュアを手にする松橋克希さん=水戸市南町
自信作のフィギュアを手にする松橋克希さん=水戸市南町
フィギュアやイラスト、キャラクターデザインを制作する水戸市の松橋克希さん(17)の展覧会「よっちゃんのモンスターがやってくる!」展(境界なき芸術団主催)が10日まで、水戸市南町の「M-Workビル」地下で開かれている。

松橋さんは広汎性発達障害があり、創作は体系的に芸術を学んでいない作家の「生(き)の芸術(アール・ブリュット)」といわれる。

会場には松橋さんが恐竜やウルトラ怪獣からヒントを得たオリジナルの怪獣フィギュアや、昆虫などをモチーフに作り上げた生物のイラスト約200点のほか、イラストTシャツも展示している。

どの作品も松橋さんのこだわりの強さがフィギュアのうろこや爪などの、細部の作り込みに表れている。鉛筆の下描き、インクによるペン入れ、彩色と段階を経るイラストも細密な描写が特徴で、集中力を要求される画風だ。

中学卒業後、高等特別養護支援学校に進まず、作品制作に励む松橋さん。ゆくゆくはさまざまなジャンルとの連携や共同作業にも取り組みたいと話し「もっとうまく作りたい」と作品制作に没頭する。

長年にわたり松橋さんを支え、応援してきた母親の裕子さん(51)は「本人の希望はデザイナーだが、将来は自立してくれればと思っている。今後も応援して行きたい」と話す。

主催者代表のシモエダミカさんは「松橋さんの世界観を自由に楽しんでほしい」と同展への来場を呼びかけている。

午前10時~午後6時まで。

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