山歩き里ある記 神峰山(茨城県日立市)

日立の街並みと太平洋が望める山頂からの眺め
日立の街並みと太平洋が望める山頂からの眺め


茨城県日立市は鉱山の開発から現在の工業都市へと発展を遂げた。かつて徳川光圀公が山に登り、眺めた朝日の美しさに感嘆したとされる神峰山は、日立の近代への歩みが見える山といってもいいかもしれない。
まずは山頂からの眺め。木々の間から日立の街並みと太平洋が広がる。その手前の山に立つのが日立のシンボルといわれた大煙突だ。1914年の建設当時は155.7㍍あった。93年2月19日に3分の2が倒壊。現在は54㍍となってしまったが、今も煙を上げている。
明治末期に本格的に開発された日立鉱山は、日本屈指の銅山として発展し、街も著しい成長を遂げた。一方で、精錬所から出る煙で農作物への被害が拡大、山の緑も失われた。その対策として建てられたのが大煙突だった。はげ山となった一帯には約500万本の植林が行われ、今は緑に覆われている。

(2012/ 10/ 20 付け 一部抜粋)

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