茨城・ひたちなかの前渡小にビオトープ大賞 観察園整備、活用に評価

学校観察園ほたるの森の池でザリガニ釣りをする児童=ひたちなか市馬渡
学校観察園ほたるの森の池でザリガニ釣りをする児童=ひたちなか市馬渡
日本ビオトープ協会(東京)主催の「第14回ビオトープ顕彰」で、茨城県ひたちなか市馬渡の市立前渡小(吉田行博校長)が「学校ビオトープ大賞」を受賞した。顕彰は、ビオトープを通した環境教育や地域貢献、維持管理で模範的な取り組みを行う団体をたたえるもので、同小は敷地内にある「学校観察園ほたるの森」を中心とした環境教育が評価された。

同小の学校観察園ほたるの森は広さ約2千平方メートル。当初は人が入れないほど樹木が生い茂っていたが、2000年ごろに道路整備工事の調査で湧き水が流れ込む池が見つかった。当時の校長が、子どもたちが自由に観察できる場所にしようと整備した。

以来、児童や地元住民らが一体となって環境を守り続けてきた。特にホタルの観察や樹林、湿地などをそれぞれゾーニングし、適切に維持管理していることなどが評価された。

幼虫の放流や観賞会を通したホタルの生態を観察したり、域内の自然環境や生き物を調べて学習したりするほか、理科や総合学習などの授業でも活用する。

吉田校長は「ほたるの森に関わった歴代の人たちの努力と協力があったから受賞できた。これからも学校と地域が一体となって守り、育てたい」と話した。

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