茨城・明秀日立高 呼びかけ 甲子園出場でCF 募金苦戦で初の試み

明秀日立のクラウドファンディングサイトのページ
明秀日立のクラウドファンディングサイトのページ
全国高校野球選手権大会に出場を決めた明秀学園日立高(茨城県日立市)は29日、選手や応援団の旅費の一部を賄うためクラウドファンディング(CF)を立ち上げた。目標額は1千万円。コロナ禍で従来の募金集めは苦戦が予想され、遠征経費の増額も見込まれる。同校は「茨城、県北地域の代表として頑張る。ぜひ応援を」と呼びかけている。8月末まで。寄付者には大会後、選手のメッセージを送る。

明秀日立は27日の茨城大会決勝で土浦日大高を下し、春夏連続の甲子園出場を決めた。夏は初めてとなり、県北から夏の甲子園出場は37年ぶりとなる。

交通費や宿泊費はこれまで、同窓会やPTA、企業、住民の募金で捻出してきた。8月6日の開幕まで時間が限られる上、壮行会などもコロナ禍で自粛し、アピールの機会が減っている。

募金は4年前のセンバツ初出場の際は約7千万円集まった。今春は約5千万円に減少、収支も赤字だった。感染対策でバスの乗車人数を減らし、台数が増えて費用が膨らんだ。甲子園までのバス代は1台約70万円かかるという。

今大会は野球部員105人に加え、応援団約140人が甲子園入りする予定。同校の竹之内新一法人事務局長は、「春を上回る5千万円以上は集めたい」と話す。

甲子園出場に関わるCFは県内初の試みとみられる。寄付額は千円から。寄付控除の対象になる。野球部の石川ケニー主将は「コロナ禍で野球ができることに感謝し、明秀らしい、ハツラツとしたプレーをしてきます」とコメントした。

最近の記事

ニュース一覧へ

全国・世界のニュース