茨城・東海の創薬実験棟 放射性物質漏れる 排水管破断、原因か

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積水メディカル(東京)は5日、茨城県東海村村松にある研究施設「創薬支援センター」で、床下の排水管2カ所が破断し、このうち1カ所の土壌から微量の放射性物質汚染を検出したと発表した。放射性物質を含む廃液が漏れ出していたとみられる。健康被害や環境への影響はないという。

同社によると、破断は4日、同センターの「第1実験棟」を解体するための調査で判明した。床下17カ所と同棟周辺の10カ所で土壌検査をした結果、破断箇所の1カ所から放射性物質のトリチウムや放射性炭素が検出された。同センター境界や井戸水の調査では放射線測定値が低く、敷地外に汚染は広がっていないとみられる。破断の時期や原因は不明で、今後調査を進める。

同センターは放射性物質を利用し、新たな医薬品の開発を行う実験施設。排水管は、実験で使った器具の洗浄水など、放射性物質を含む廃液を流していた。第1実験棟は1965年に建築し、管理区域だった。老朽化が進んだため解体する予定で、施設は2020年3月以降、使っていなかった。

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