盗まれた高級車を倉庫で保管 容疑の男5人逮捕 茨城県警 レクサスなど200台、被害10億円超か 「CANインベーダ―」手口

保管されていた倉庫から押収された盗難車両(県警提供)
保管されていた倉庫から押収された盗難車両(県警提供)
盗まれた高級車を茨城県下妻市内のヤード(中古車解体施設)に保管したとして、県警つくば署など5署や県警捜査3課、生活安全総務課、大阪府警などの合同捜査班は8日、盗品等保管の疑いで、同県筑西市、会社役員、男(50)ら5人を逮捕したと発表した。県警によると、犯行グループは、小型機器で車の制御システムに侵入する「CANインベーダー」という手口を使い、ヤードなどに約200台を運んだとみられる。被害総額は10億円超に及ぶとみている。

他に逮捕されたのは、下妻市、無職、男(45)、筑西市、自称会社員、男(34)、同、自称運送業、男(41)、下妻市、無職、男(45)の4容疑者。いずれも逮捕は7日付。

逮捕容疑は4月中旬、下妻市内のヤードで、大阪市で盗まれた乗用車1台(1千万円相当)を、盗品と知りながら保管した疑い。県警は5人の認否を明らかにしていない。

合同捜査班は下妻市や筑西市のヤード4カ所や同市にある会社役員の男の関連会社など計12カ所を捜索。車14台をはじめ、エンジンや携帯電話など約200点を押収した。車はレクサスなど高級車中心で、解体し部品を海外に転売する目的があったとみている。会社役員の男が主導的立場とみて、他の共犯者や窃盗の実行犯についても捜査を進める。

CANインベーダーは、車載ネットワーク「CAN」を乗っ取り、ドアロックを解除してエンジンを動かす手口。新たな自動車盗の手段として、全国的に被害が確認されている。

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