次の記事:大井川知事「記憶一切ない」

水戸の高校生ボランティア 児童の宿題「お手伝い」 課題見つけ一緒に解答

小学生の夏休みの宿題を一緒に考える高校生=水戸市元吉田町
小学生の夏休みの宿題を一緒に考える高校生=水戸市元吉田町


高校生のボランティアグループ「水戸市サブリーダーズ会」(会員105人)は、小学生の夏休みの宿題を手伝う勉強会「サブの宿題おたすけ隊」に取り組んでいる。市内の小学1~6年生が対象で、今年初めて実施。会長で茨城高2年の萩野谷万葉(かずは)さん(17)は「勉強する楽しさを子どもたちに知ってもらいたい」と呼びかけている。

「おたすけ隊」は自分たちの経験から、年齢の近いお兄さん、お姉さんの「先生」に宿題を見てもらえれば楽しく勉強ができると考え計画した。昨年に開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期。7月末から計7日間の日程で開いている。

9日には、東部図書館(元吉田町)で、小学生7人が高校生たち7人からアドバイスを受けながら、3桁の引き算や割り算、円の面積の求め方、漢字など、さまざまな科目の宿題に取りかかった。そろいの黒いTシャツを着た先生たちは、問題につまずいている児童を見つけると、「どんな問題を解いてるの」や「こんな感じかな」と話しかけながら、一緒に解いた。

市立吉田小3年の毛塚心乃華さん(8)は「分かりやすく説明してもらえた。夏休みの宿題は順調」と笑顔で話した。

「おたすけ隊」は23日に西部図書館(堀町)、24日に市総合教育研究所(笠原町)で、いずれも午前10時~正午、午後1時半~3時半に開催を予定。市サブリーダーズ会事務局(電)029(306)8692で予約を受け付けている。

萩野谷さんは「子どもたちが高校生になった時に勉強会を思い出してもらって、サブリーダーズ会に入会してもらえたらうれしい」と話している。

同会は同市在住か市内の高校に通う生徒たちで成り、ニセ電話詐欺防止を呼びかけるマスクを作るなど、高齢者に寄り添う活動に取り組んでいる。

最近の記事

茨城の求人情報

「新着」急募/人気の院内事務スタッフ/未経験OK/データ入力など 【株式会社ルフト・メディカルケア 水戸オフィス】
 エリア:茨城県
雇用形態:派遣社員
  給与:時給1,100円~

【仕事内容】車通勤OKなので通勤らくらく 20~40代の幅広い年齢の方が活躍中! 無資格未経験OK!医療業界デビューのチャンスです!まずはお気軽にお問い合わせください 17時までのお仕事なので家事や育児など忙しいママさんにもピッタリです!まずは簡単なお仕事からお任せしますので、徐々に慣れていってくださいね 職種:受付 派遣先:水戸市宮町にある病院です。 仕事内容: 病院での事務...

スポンサー:求人ボックス

全国・世界のニュース