灯籠流し、水面淡く 水戸・備前堀

先祖の霊を供養する灯籠流しの明かりが備前堀の水面に映える=水戸市紺屋町
先祖の霊を供養する灯籠流しの明かりが備前堀の水面に映える=水戸市紺屋町
先祖の霊を供養する灯籠流しの明かりが備前堀の水面を照らす=水戸市紺屋町
先祖の霊を供養する灯籠流しの明かりが備前堀の水面を照らす=水戸市紺屋町
水戸市下市地区の備前堀で16日、お盆の風物詩・灯籠流しが行われた。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催。ゆっくりと流れる約千個の灯籠が水面を淡く照らし、訪れた人たちは幻想的な雰囲気の中で先祖に思いをはせた。

水辺に設置された流し場では、参加者たちがそっと灯篭を放ち、手を合わせ見送った。自分の流した灯篭を追いかける子どもたちの姿も見られた。

備前堀は治水や利水のため江戸時代に開削。「備前堀流し実行委員会」によると、現在のような灯籠流しは50年前から、地域住民によって行われているという。

実行委の小松直之会長は「伝統は数年中止になるだけでも継承が大変。次世代につなげていきたい」と話した。初めて灯籠流しに参加した小学1年の長谷川紗愛さん(6)は「きちんと流れてうれしかった。ご先祖さまがお墓に帰れますようにお祈りした」と笑顔を見せた。

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