茨城・那珂のイオン計画、断念

茨城県那珂市菅谷寄居に計画されていた大型ショッピングセンター(SC)について、事業主体だった流通大手のイオン(千葉市)が開発を断念したことが2日、分かった。新型コロナウイルス感染拡大による市場情勢の変化や、地権者の同意が得られなかったことなどが理由。同日、市議会定例会で笹島猛氏(無所属)の一般質問に、大森信之市企画部長が答えた。
市などによると、イオンは2006年、市に出店を打診し、開発手続きを進める方針を示していた。出店計画では敷地約17万平方メートルに、イオンモール水戸内原と同じモール型で3階建ての商業施設建設が構想されていた。7月12日にイオン側から先﨑光市長に対して、同所のSC開発を断念し、日栄産業(水戸市笠原町)へ事業を承継するという通知があった。
先﨑市長は答弁で「大規模施設により雇用確保など大きな期待をしていた、とても残念。日榮産業の今後に期待し、市としても開発の支援をしていきたい」と述べた。
市などによると、イオンは2006年、市に出店を打診し、開発手続きを進める方針を示していた。出店計画では敷地約17万平方メートルに、イオンモール水戸内原と同じモール型で3階建ての商業施設建設が構想されていた。7月12日にイオン側から先﨑光市長に対して、同所のSC開発を断念し、日栄産業(水戸市笠原町)へ事業を承継するという通知があった。
先﨑市長は答弁で「大規模施設により雇用確保など大きな期待をしていた、とても残念。日榮産業の今後に期待し、市としても開発の支援をしていきたい」と述べた。