茨城・加波山神社 巨大きせる奉納 豊作祈る

巨大なきせるを担いで奉納し葉タバコの豊作を祈る「きせる祭り」=加波山
巨大なきせるを担いで奉納し葉タバコの豊作を祈る「きせる祭り」=加波山
葉タバコの豊作を祈る「きせる祭り」が4日、茨城県石岡、桜川の両市にまたがる加波山の加波山神社(鈴木史彦宮司)で開かれた。長さ2.6メートル、重さ60キロの巨大なきせるを、タバコ耕作者らが担ぎ、山頂近くの加波山たばこ神社に奉納した。

祭りは今年で68回目。約70年前、降ひょう被害に遭った耕作者らが加波山神社で祈願したところ、その年が豊作になり、お礼の祈願をしたのが始まりとされる。

この日は耕作者や日本たばこ産業の社員ら約30人が参加した。中腹の拝殿で、真ちゅう製の巨大きせるに、刻みたばこ50箱分を詰めて点火。白装束姿の参加者らは、煙が上るきせるを担ぎ、約200メートルの険しい山道を登った。山頂付近の加波山たばこ神社にきせるを奉納し豊作を祈ると、参加者らはたばこを味わった。

鈴木宮司は「葉タバコ耕作者は年々減っているが、祭りは今後も大切に続けていきたい」と話した。

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