茨城・大洗産シラスのさつま揚げ 海洋高生ら開発 13試作品を試食評価

大洗産のシラスを使ったさつま揚げの試食をする生徒たち=ひたちなか市和田町
大洗産のシラスを使ったさつま揚げの試食をする生徒たち=ひたちなか市和田町
茨城県立海洋高(ひたちなか市)と食品スーパーのカスミ(同県つくば市)、水産加工業の茨城水産(水戸市)は3者連携で、大洗産のシラスを使った「さつま揚げ」の新商品開発を進めている。魚介類の消費が減少傾向にある中、県産魚介類の消費拡大や認知度向上を図るのが狙い。

6月から同校海洋食品科の3年生10人が試作を繰り返し、キムチチーズや青のりショウガ、バジルレモン枝豆、しそニンニクなど、アクセントとなる食材を練り込んだ6種類を企業側に提案。これを基に改良を加えた13種類のさつま揚げが試作された。

9日、同校で試食会が開かれ、生徒たちが見た目、味、食感、香りの4観点に、各項目10点満点で採点する「官能評価」で各項目や総合得点の順位を出した。

この日は、枝豆やきんぴらごぼうなどを練り込んだ試作品が高評価を得る一方、キムチやニンニクを練り込む提案は、他の製品や揚げ油に影響を与えるため、生産ラインでの生産が難しいため開発を断念することになった。試食後の意見交換で、生徒たちは「キムチを食感の似ている漬物にしてみては」などの代替案を提案した。

同校3年、清水帆乃香さん(18)は「試作する中で、徐々に味のバランスなどが分かってきた。良いものを作って多くの人に食べてもらいたい」と話した。今後さらにレシピの改良やパッケージデザインを決めるなどして11月にカスミでの発売を目指す。

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