葉梨法相「精査し対応」 茨城・牛久入管死訴訟 水戸地裁判決受け

閣議後の記者会見に臨む葉梨康弘法相=法務省
閣議後の記者会見に臨む葉梨康弘法相=法務省
茨城県牛久市の東日本入国管理センターで2014年に収容中のカメルーン国籍の男性=当時(43)=が体調不良を訴えて死亡した問題で、国に165万円の賠償を命じた水戸地裁判決について、葉梨康弘法相は20日、閣議後の記者会見で「判決の内容はこれから精査して対応したい」と述べた。

葉梨法相は「亡くなられたカメルーン人の方や遺族に心からお悔やみ申し上げたい。入管施設の中での死亡事案は絶対に起こしてはならない。処遇全般をしっかりやるのがわれわれの責務」とした上で、「医療体制の充実を図っている。改善策を継続したい」と語った。

訴訟は、男性が体調不良を訴えたのに放置されたために死亡したとして、遺族が国と当時のセンター長に1千万円の損害賠償を求めていた。同地裁は16日、「救急搬送を要請すべき注意義務があったのに怠った」として入管側の注意義務違反を認め、165万円の支払いを命じた。入管側の対応と死亡との因果関係は認めなかった。

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