茨城県教委「アスリート育成」 一流目指し〝金の卵〟始動 3期生児童38人に認定証

運動能力が優れた小学生を発掘し、茨城県独自の育成プログラムで継続支援する「世界へ羽ばたくトップアスリート育成事業」(県教委、県スポーツ協会主催)の開講式が23日、水戸市内で行われ、〝金の卵〟の3期生38人が一流選手を目指して一歩を踏み出した。冒頭、元サッカー日本代表の鈴木隆行さん=日立市出身=が講演し「強い意識を持ち、練習を継続することが、成功につながる道」と説いた。
事業は2019年茨城国体を契機とした選手強化やスポーツ文化の醸成の継続を目的に、20年度にスタート。体の動作を習得するのに最も有利な年齢とされる「ゴールデンエイジ」(9~12歳)の県内小学4年生を対象としている。
本年度はサッカー、バスケットボール、ゴルフ、スポーツクライミング、バドミントンの5競技で児童を選考。プログラムで小学6年までの間、計画的な指導により競技力向上を図る。県内プロチームや大学、各種団体と連携したトレーニング方法や栄養学講座なども実施し、一流選手になるための意識付けを促す。
開講式で森作宜民県教育長は「自信と誇りを持ち、目標に向かって努力してほしい」とあいさつ。日立市立坂本小、生田目夏向君(9)が代表で認定証を受け取り、鉾田市立大洋小、早坂一華さん(10)が「県そして日本を代表するアスリートになれるよう努力する」と宣誓した。
その後、鈴木さんが講演。J1鹿島に入団後、活躍できなかった約6年間を振り返り、「どんなに絶望的な状況でも練習を続けていたからチャンスをつかめた。どんなに苦しい立場でも、必ず成功につながる道はある」と述べて、3期生を励ました。
幼稚園からサッカーに取り組む生田目君は「どんなに厳しくてもくじけずやっていきたい」と、鈴木さんの話に心を動かされた様子。一流選手を目指して「体が弱いので、パワーを付けたい」と意欲を見せた。
事業は2019年茨城国体を契機とした選手強化やスポーツ文化の醸成の継続を目的に、20年度にスタート。体の動作を習得するのに最も有利な年齢とされる「ゴールデンエイジ」(9~12歳)の県内小学4年生を対象としている。
本年度はサッカー、バスケットボール、ゴルフ、スポーツクライミング、バドミントンの5競技で児童を選考。プログラムで小学6年までの間、計画的な指導により競技力向上を図る。県内プロチームや大学、各種団体と連携したトレーニング方法や栄養学講座なども実施し、一流選手になるための意識付けを促す。
開講式で森作宜民県教育長は「自信と誇りを持ち、目標に向かって努力してほしい」とあいさつ。日立市立坂本小、生田目夏向君(9)が代表で認定証を受け取り、鉾田市立大洋小、早坂一華さん(10)が「県そして日本を代表するアスリートになれるよう努力する」と宣誓した。
その後、鈴木さんが講演。J1鹿島に入団後、活躍できなかった約6年間を振り返り、「どんなに絶望的な状況でも練習を続けていたからチャンスをつかめた。どんなに苦しい立場でも、必ず成功につながる道はある」と述べて、3期生を励ました。
幼稚園からサッカーに取り組む生田目君は「どんなに厳しくてもくじけずやっていきたい」と、鈴木さんの話に心を動かされた様子。一流選手を目指して「体が弱いので、パワーを付けたい」と意欲を見せた。