茨城・常陸太田の福祉事業者 ハンバーグ商品開発に力 障害者支援へ


■施設利用者生産の発芽ニンニク使用
茨城県常陸太田市を中心に各種福祉事業などを展開する「いばらきのケア」(同市山下町)は、多機能型生活支援センターの利用者が水耕栽培で生産している発芽ニンニクを使った、ハンバーグの商品開発に力を入れている。発芽ニンニクは4年前から販売を始めているが、関連商品の開発は障害者の就労などを支援するために重要なポイントと位置付ける。現在、新商品の予約受け付けの準備を進めている。
同センター内の施設では、太陽代わりの照明が明るく輝き、温度や湿度が管理された場所で発芽ニンニクを水耕栽培している。においが少なく丸ごと食べられ、近年、健康食材として人気が高いことなどから栽培を手がけることになった。
4~5人の利用者が得意な分野を生かしながら携わる。仕事の訓練であり、達成感を味わえる作業として取り組む。作業では傷つけないように皮をむき、大きさの均一化などに気を使ってもらっているという。現在は2週間で約200個を生産している。
これまでに、発芽ニンニクをそのまま入れたレトルトカレー「にんにくスプラウトカレー」、チーズ製造の際の副産物のホエーと、にんにくスプラウト粉末のレトルトカレー「ホエーカレー」を発売した。
新商品は「バンジーハンバーグ」。水戸市の総菜店「高久」の協力を得て、にんにくスプラウトの風味に合うように県産の常陸牛とローズポークを使用した。
担当の岡崎誠紀さん(30)は「しっかり締まっていて油っこくなく、にんにくスプラウトの風味が出ていて食欲をそそる味に仕上がった」と紹介する。
バンジーハンバーグは10月3日から予約を受け付け、同22日から発送開始。4個セットで3000円(送料別)から。問い合わせ、申し込みはいばらきのケア(電)0294(87)8001。
茨城県常陸太田市を中心に各種福祉事業などを展開する「いばらきのケア」(同市山下町)は、多機能型生活支援センターの利用者が水耕栽培で生産している発芽ニンニクを使った、ハンバーグの商品開発に力を入れている。発芽ニンニクは4年前から販売を始めているが、関連商品の開発は障害者の就労などを支援するために重要なポイントと位置付ける。現在、新商品の予約受け付けの準備を進めている。
同センター内の施設では、太陽代わりの照明が明るく輝き、温度や湿度が管理された場所で発芽ニンニクを水耕栽培している。においが少なく丸ごと食べられ、近年、健康食材として人気が高いことなどから栽培を手がけることになった。
4~5人の利用者が得意な分野を生かしながら携わる。仕事の訓練であり、達成感を味わえる作業として取り組む。作業では傷つけないように皮をむき、大きさの均一化などに気を使ってもらっているという。現在は2週間で約200個を生産している。
これまでに、発芽ニンニクをそのまま入れたレトルトカレー「にんにくスプラウトカレー」、チーズ製造の際の副産物のホエーと、にんにくスプラウト粉末のレトルトカレー「ホエーカレー」を発売した。
新商品は「バンジーハンバーグ」。水戸市の総菜店「高久」の協力を得て、にんにくスプラウトの風味に合うように県産の常陸牛とローズポークを使用した。
担当の岡崎誠紀さん(30)は「しっかり締まっていて油っこくなく、にんにくスプラウトの風味が出ていて食欲をそそる味に仕上がった」と紹介する。
バンジーハンバーグは10月3日から予約を受け付け、同22日から発送開始。4個セットで3000円(送料別)から。問い合わせ、申し込みはいばらきのケア(電)0294(87)8001。