免許返納後の利用想定 小型電動四輪車10月1日販売 茨城ダイハツ

茨城ダイハツ販売が販売を始める小型電動四輪車「ウィル モデルC2」=水戸市笠原町
茨城ダイハツ販売が販売を始める小型電動四輪車「ウィル モデルC2」=水戸市笠原町
茨城ダイハツ販売(水戸市笠原町、惣内茂社長)は、10月1日から小型電動四輪車開発販売のWHILL(ウィル、東京)が展開する2製品の販売を始める。高齢者の運転免許返納が進む中、自動車に代わる移動手段として顧客に提供していく。

販売する製品は「ウィル モデルC2」(48万7千円)と「ウィル モデルF」(27万3千円)。いずれも洗練されたデザインが特長で、「C2」は5センチの段差を乗り越える走破性と回転半径76センチの小回り能力を備え、「F」は「C2」より軽量で折り畳める。

直営店全19店で取り扱い、本店など6店では試乗もできる。販売台数は年間30台を目指す。

茨城県内の免許返納者数は近年1万人前後で推移している。今年5月には一定の交通違反歴がある75歳以上のドライバーに対し、運転技能検査(実車試験)が義務付けられた。返納者数は増加が見込まれており、ウィルによると、同月以降、問い合わせや試乗予約が大幅に増えているという。

一方、自動車ディーラーでは、免許返納を機に、販売やメンテナンスなどで長年続いた顧客との関係が途絶えるのが課題となっている。

28日に水戸市笠原町の本店で開いたメディア向け発表試乗会で、惣内社長は「いつまでも自立した生活を送ってもらうために新しいモビリティを提供し、末永くお付き合いしていくことが大切」と話した。

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