宿泊客に茨城県独自支援 体験観光促進へ2000円

茨城県は24日、政府の観光支援策「全国旅行支援(いば旅あんしん割)」を利用した県内宿泊客に対し、アウトドア施設で使える2000円分の体験観光チケットを追加配布するキャンペーンを始めた。規模は5万人分で総額1億円。一定額以上の宿泊者が対象で、最終チェックアウトの翌日から使用できる。県独自の追加支援により、定着を目指す体験観光のリピーター拡大を図る。

体験観光チケットは、全国旅行支援で割り引かれる前の代金が、1人1泊8500円以上の宿泊者を対象とする。旅行1回につき1000円分を2枚、先着順で配る。

利用期間は、旅行の最終チェックアウトの翌日から2月28日まで。全国旅行支援を利用した観光客が茨城県を再び訪れるきっかけをつくり、リピーターの獲得を狙う。

予約受け付けを24日に始めた。配布期間は31日~12月20日宿泊分。同支援に参加するホテルや民宿など約320施設で配布する。今月23日以前に予約し、配布期間中に宿泊する客に配布するかどうかは宿泊事業者が判断できる。

利用先は、いばらきフラワーパーク(石岡市)やアクアワールド県大洗水族館(大洗町)など県有施設のほか、キャンプ場、ゴルフ場、温泉、釣り堀、観光果樹園など約100施設に上る見込み。今月始まった大型観光企画「プレデスティネーションキャンペーン」でも呼びかけている体験観光をアピールする。

事業費は1億3200万円。9月の県議会定例会に一般会計補正予算案として上程され、可決された。

県観光物産課は「宿泊需要を取り込むとともに、茨城県の強みを生かした体験観光の魅力を伝えたい」としている。

全国旅行支援は11日に始まった。県は、新型コロナウイルスワクチンの3回接種や陰性証明を条件に、1人1泊当たりの旅行代金を最大8000円割り引くほか、土産店などで使えるクーポンを最大3000円分配布することで、コロナ禍で打撃を受けた県内観光を支援している。

最近の記事

ニュース一覧へ

全国・世界のニュース