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茨城県ひたちなか市長選 現新2氏 継続、刷新訴え舌戦 市議補選も

支持を訴える鈴木一成氏と大谷明氏(左から届け出順)
支持を訴える鈴木一成氏と大谷明氏(左から届け出順)


茨城県ひたちなか市長選が13日告示され、いずれも無所属で、前市議会議長の新人、鈴木一成氏(53)=自民県連推薦=と、再選を目指す現職の大谷明氏(49)が立候補を届け出て、現新2氏の一騎打ちによる選挙戦に入った。現市政の継続か刷新かが焦点となる。

鈴木氏は午前9時からJR勝田駅東口で出発式を開き、自民の梶山弘志衆院議員と上月良祐、加藤明良両参院議員のほか、海野透、磯崎達也両県議、近隣市町長、市議ら約500人(陣営発表)が駆け付けた。

鈴木氏は人口減少対策など市の課題解決には国、県との連携が必要とし、「市民の声を丁寧に聞き、住民サービス向上を目指す」と強調。「市民が住んで良かったと思えるまちづくりを託してほしい」と訴えた。

大谷氏は午後2時から、同市馬渡の選挙事務所で出陣式を開き、無所属の堂込麻紀子参院議員や国民民主の二川英俊県議、連合茨城の内山裕会長、近隣市町村長、市議ら約700人(同)が出席した。

大谷氏は、福祉サービス体制の整備など「市がより良いまちになるため、さまざまな種をまいた」と1期目の実績を強調。「種を着実に育て、住む人が誇れるまち、市外の人が訪れたいまちにしたい」と述べた。

市議補選(欠員2)も同日告示され、新人3氏が立候補を届け出た。

投票は20日午前7時から午後6時まで市内48カ所で行われ、同7時半から同市松戸町2丁目の松戸体育館で即日開票される。有権者は13万1569人(12日現在)。

【ひたちなか市長選立候補者】(届け出順、敬称略)
■鈴木一成(すずき・かずなり) 53 前市議会議長 無新
【略歴】元=市議当選3回。衆院議員秘書。東京経済大卒。笹野町
【公約】①財政健全化②市長の倫理条例制定③子育てと教育の充実④工業団地の新規造成⑤高齢者、障害者福祉の充実⑥ロック・イン・ジャパン・フェスティバルの復活
https://suzuki-kazunari.jp

■大谷明(おおたに・あきら) 49 市長 無現
【略歴】当選1回。元=県議当選1回、読売広告社社員。中央大卒。武田
【公約】①都市基盤整備の推進②子どもから高齢者まできめ細かな福祉サービスの充実③地元経済の活性化と雇用創出④防災・減災対策の強化⑤市政の情報の発信強化
https://ohtani-akira.jp

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