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茨城県稲敷市長に筧氏再選 合併後初の無投票

無投票で再選し、万歳する筧信太郎氏=稲敷市高田
無投票で再選し、万歳する筧信太郎氏=稲敷市高田


茨城県稲敷市長選は13日告示され、無所属で現職の筧信太郎氏(54)以外に立候補の届け出がなく、筧氏が無投票で再選した。無投票は2005年に旧4町村が合併し、同市となって以降初めて。

午後5時過ぎ、同市高田の出陣式会場に無投票当選の知らせが届くと、集まった支持者から大きな拍手が起こった。駆け付けた上月良祐、加藤明良両参院議員や地元選出の県議、周辺首長ら支持者を前に、筧氏は「さまざまな課題が山積しており、大変な2期目となる。県や国とのパイプを生かしながら、まちづくりを進めていきたい」と抱負を語った。

筧氏は2期目の課題として、江戸崎、新利根、東、桜川の旧4町村の特徴を生かした地域振興をはじめ、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)稲敷インターチェンジ周辺の開発に向けた住民アンケートの実施、再生可能エネルギーを活用した自治体新電力の設立などを挙げた。

【筧信太郎(かけひ・しんたろう)氏の略歴】
当選2回。元=市議当選1回、市商工会青年部長、衆院議員秘書、栄拓社員。日本大卒。江戸崎乙

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